脱線に対処できるシナリオ・脱線が起きにくいシナリオ

シナリオ総合その3

937 : NPCさん[sage] : 2012/08/26(日) 07:28:39.31 ID:???
しまいにゃ「プロット」って言葉がゲシュタルト崩壊してきそうだよ
言いたいだけになってないか
ここまで使われる「プロット」って言葉をまんま「シナリオ」に置き換えて読んでもさほど違和感なく意味がとれるのだが

シナリオのことでいうと「敵が襲撃してくる」って情報があって
「じゃあ待ち伏せしよう!」って相談してるのにもかかわらず「じゃあ次のシーンは街を歩いてるPC1が……」ってシーンを指定されてると正直もにょる


938 : NPCさん[sage] : 2012/08/26(日) 07:43:24.54 ID:???
NPCや背景を作り込むことで「脱線しても対処できる」シナリオを作る手法もあれば、
シナリオの目的や状況を作り込むことで「脱線が置きにくい」シナリオを作る手法もあるね。

FEARゲーの付属シナリオの場合、特に最近のものは後者の傾向が顕著で、
よほどのへそ曲がりか根性曲がりでない限り、
発生している状況に対処していけば想定ストーリーに沿うようになっている。

一方で、前者のタイプの、つまり背景や状況、NPCの性格が十分に記述されることで、
それを読んだGMが想定外の脱線に対処できるシナリオは、あまり掲載されていなかったり、
そうしたシナリオを書くための記述テクニックについてあまり論じられていない気がする。

ここはマスタリング技術スレでなく、シナリオスレなのだから、
「シナリオ背景やNPC設定の“どういう部分”を決めておくことが、
具体的にどんな脱線の対策として有効なのか」とか、
そういう話に持って行った方が有益なんじゃないのかな。

例えば、あるケースにおいて想定された進行具体例Aとプレイヤーが取り得る進行具体例Bがあって、
どのような背景具体例Cを決めておくことが、AからBに移行する役に立つのか、とか。


939 : NPCさん[sage] : 2012/08/26(日) 07:51:04.56 ID:???
>>937
それは確かにシナリオの記述の仕方に問題があるケースだよねぇ。

例えば、NPCの襲撃を受ける進行において、襲撃が予想されるという情報をPCが得られるなら、
PCがそれに対処することを前提にシナリオは記述した方がいいだろう。
例えば、PCが件の情報を得たら、配置の決定や不意打ちの判定にボーナスを得るとか、
待ち伏せした場合は次のシーンの演出に変化を入れるよう、注釈を付けるとかそういうのが有効かな。


942 : NPCさん[sage] : 2012/08/26(日) 13:57:08.44 ID:???
>>938
FEARゲー=物語・ドラマ重視と考えて語らせてもらう

まず勘違いを直してほしい

ドラマ型→物語のダンジョンをさまよわせて物語の終幕へと向かわせる
箱庭形→情報のダンジョンをさまよわせて謎の真相へと向かわせる

この違いであって、ドラマ型が決して背景や状況を作りこんでいないわけじゃない
一本道なら納得させるだけの背景や物語が必要だし、その一本道シナリオであっても物語のような理屈で割り切れないものをPC・PLにぶつけるわけだから、EDがどうなるかなんて想像が付かないこともある

プレイ技術スレでも書いたのだが、自分はどんなシナリオもダンジョンと同じくキャラの歩むルートを作る作業をすればわかりやすいと思う
そのダンジョンのルートが物理的なものか、情報の連鎖なのか、ストーリーの流れなのかの違いで、基本的にやってることは変わらない
TRPGの遊び方の多様性によりGMの役割があいまいになっているが、GMの出す情報に対し、PL(PC)がアクションを起こし、その結果をPLに返すと言う作業はなんら変わらない
ゴールデンルールなどマナーに目が向かいがちだが、TRPG創世記の様なTRPGの遊び方の様式の基本をもっとルルブに掲載するべきだと思う

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